ランドデザインが設計監理した保育園は、予算が許す限り井戸を掘っています。
浜松市内に限ってでは、「ゆすらうめこども園」「はらっぱ保育園」「たんぽぽ保育園」「れんりの子」。
それから、社会福祉法人みどりの樹の法人本部と同じ敷地内にある放課後等デイサービス「あざみ」。
井戸があることによって、子ども達の水遊びの自由度が格段に上がります。
水道代を気にせず、毎日入れ替える事ができるプールの水。
足洗い場で水遊びも。
ビオトープに流れる水や、泥あそび場も。
たんぽぽ保育園とれんりの子では、屋根散水を設置しました。
真夏の日中に屋根に散水することで室内の温度が下がります。
そして屋根につけるこのスプリンクラーはイスラエル製。
園庭の自動かん水システム(=水やり)でお世話になっているオレゴン産業さんお勧めのもの。
下の図面のように、スプリンクラーの水が飛ぶ半径を描いて設置個所を決めますが
風向きによっては隣地に水がかかってしまうことも。
ちょっと注意は必要です。
もちろん井戸が掘れる園ばかりではありません。
それでも、軒先にミストを設置すれば、子ども達と楽しみながら涼しさを感じられると思います。