雨の日曜日、ダウン症の書家金沢翔子さんの書展
浜松市西区入野町の龍雲寺にて
境内は流れている空気が外とは何か違うような気がしまして、頭がスッとしてきて緊張感とは違う空気が流れていました。本堂裏庭「清浄庭」には時間が許せばいつまでも座っていられそうな心地よさでした。
一筆一筆に素晴らしい個性があふれ、解説を読むとまた奥深いです。5歳の時から書家の母親から書を学びはじめ、ご本人によると、10歳は普通学級に通えなくなり絶望の中で描いた「涙」、20歳は書家の道が拓けた「希望」、30歳は皆さんに伝えたい「感謝」。自分自身に正直な表現、生き方、人生の節目での成長ぶりがとても感動いたしました。
散策道を歩いていくと、佐鳴湖が…あいにくの曇り空のため佐鳴湖越しに南アルプスを一望とはいきませんでした、お天気の良い日にまたリベンジしたいです。